リドリー・スコット監督映画「ハウス・オブ・グッチ」観てきました
ホーム > リドリー・スコット監督映画「ハウス・オブ・グッチ」観てきました

リドリー・スコット監督映画「ハウス・オブ・グッチ」観てきました

2022年01月22日(土)5:07 PM

リドリー・スコット監督映画「ハウス・オブ・グッチ」観てきました。

Watched Ridley Scott’s new film “House of Gucci”

巨匠リドリー・スコット監督による、ファッションブランドのGUCCIを創設したグッチ家の悲劇を描く実話ベースの話。原作小説があるみたい。

豪華競演も見どころで、レイディーガガさんとアダム・ドライバー主演。そしてアル・パシーノとジェレミー・アイアイアンズ、ジャレド・レト!

◾️

リドリー・スコット監督はよわい84歳。

昨年の「最後の決闘裁判」は中世の実際の物語で、女性のひどい扱われ方を描きました。

中世の物語でありながら、観客に「これはまだ今も残っている女性蔑視問題じゃないか」と啓蒙させる、リドリー・スコットの語り部の力がすごい。。

年老いてなお、現代の社会問題への感度が高く、感嘆させられました。

◾️

しかしながら本作「ハウス・オブ・グッチ」は、

「最後の決闘裁判」とはちがい、社会的なテーマははらんでなさそうで、そのあたりは物足りない気がします。

昔あったトンデモ事件の実写化なので、同監督作の「ゲティ家の身代金」ととても似た雰囲気です。

ふつうに面白いんですけどね。

◾️

その他雑感は、、

*グッチ一家の斜陽おもしろ!

*野心家でムッチムチのイタリアン嫁をレイディーガガさんが熱演。

*御曹司アダム・ドライバーもいい演技だなあ。。サッカーのシーンとかだいすき。

*イタリア一家のドン!アル・パシーノ翁登場!マイヒーローです!

*グッチ再興の要、トム・フォード登場!

*ジャレド・レトの役者魂。狂人の域ですな。。

令和のクリスチャン・ベール、令和のゲイリー・オールドマンと言っても華厳の滝ではない。(海外俳優と和暦の組み合わせの違和感よ)

この映画はみておくとよい。

88

このページ終わりです



過去の記事を読む